前回は医療保険について考えましたが、今回は生命保険です。



夫にもしものことがあったら

夫婦+子供という家族の場合、誰が収入を一番得ているでしょうか。
多くの場合、お父さんが一番収入が多いのではないでしょうか。
もちろん、お母さんの場合もあります。

ここで大事なのは、
その人がいなくなったら家計はどうなるか。
ということです。

その為に生命保険に入ると考えました。

まだ学生の子供には、その子が収入源でいなくなってしまったら生活が成り立たない、という状況はないと思います。
だから子供に対して生命保険はいらないと思います。

お父さん、お母さんが収入源の場合
収入源である人が亡くなった場合、それを補うだけの収入が他にもいる場合は大丈夫ですが、そうでない場合に必要なのが生命保険。
片親がなくなった場合、すぐには働けないかもしれませんが、もう一人が働いたら収入を得ることができますが、今まで通りの生活とはいかなくなります。
その補填をするためにいくら必要なのかということに保険が必要です。

お母さんが専業主婦の場合、収入源ではないです。
でもいなくなった時に何が困るかというと、家庭が回らなくなるというところです。
その為にできることは生命保険に入るということではなく、家族が自立するということです。
自分のことが自分でできるかどうか。
それは保険で対応できませんね。


まずは毎月の生活費にいくらかかっているかを知る

生命保険を考える時に、みんなだいたいこれだけあれば大丈夫なんて金額はないと思っています。
生活費は家庭ごとに違うし、子供の年齢や進学先によってもかなり変わってきます。
毎月20万円で暮らしている家庭と100万円で生活している家庭では、必要になる金額は違ってきます。

まずは無理のない家計の金額を知ることが大切です。
私は、Zaimで家計簿をつけています。




家計のコトを勉強した本はこちら。

正しい家計管理

新品が見つかりませんでした💦


自分の生活にはいくら必要なのかを知るのは資産管理の為にも必要です。


日本には遺族に対する公的保険がある

日本の公的保険はすごいです。
遺族年金というものが存在します。
遺族年金は、会社員の場合

◆遺族厚生年金
◆遺族基礎年金
◆子の加算

があります。
子どもが18歳になるまではこちらで、
それ以降は、

◆遺族厚生年金
◆中高齢寡婦加算

30歳以下とか、子供がいない、厚生年金に加入してないなど条件に合わない方がいらっしゃいますので気を付けてください。

おおよそですが、会社員平均40万の月収がある場合、
◆遺族厚生年金 約50万
◆遺族基礎年金 780,100円
◆子の加算 1人の場合224,500円、二人の場合449,000円、3人の場合523,800円
子ども一人+母・・・約150万
子ども二人+母・・・約170万
子ども三人+母・・・約180万
年間これくらいの遺族年金が公的にもらえるということです。

約150万なら月に12.5万
約170万なら月に14.1万
約180万なら月に15万

生活費が20万であれば5~8万、30万であれば15~18万が必要になります。
これが生活費なので、進学にかかる金額等を考える必要があります。
自分という労働力がここで補えるのであれば生命保険はいらないとなります。
もうすでに働いている人はあまり生命保険に支払いすぎなくていいということですね。

遺族基礎年金を受給できる遺族の条件は、亡くなった人によって生計が維持されていた「子どものいる配偶者」、または「子ども」です。
生計が維持されていたと証明するためには、原則として遺族の前年の収入が850万円未満であること。
または所得が655万5千円未満であることが収入の要件となります。
そもそも十分な収入がある場合は遺族年金の受給ができないです。
生計が自分だけで成り立つなら生命保険が必要ないということです。


今の年齢、生活費、これからのライフスタイル

子どもがいるとして、これからのライフスタイルが

①生活費はいくらなのか
②自分は現在働いているのか、所得はいくらなのか
③私立の中学に行くのか、公立なのか
④校は私立なのか、公立なのか
⑤大学は進学するのか、自宅から通うのか、私立か公立か

住宅を取得していてローンが残っていても保険で残債がなくなることもあります。
そうなると住宅費が修繕、固定資産税にかかる金額でよくなることも。

私は自分生活費、ライフスタイルを表にして、遺族年金との比較を出しています。
その出した金額により生命保険の金額を設定しました。

毎年少なくするのは大変なので5年ごとに金額を見直していこうと思いました。

貯金、貯蓄、家計、お金に関すること 経済ブログ・テーマ
貯金、貯蓄、家計、お金に関すること
お金のコトは学ぼうと思わないと学べない。
向き合おうとする意志が必要だと思います。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへブログランキング・にほんブログ村へ