友人の入院が色々なことを考えるきっかけになっています。
考えたことの一つ、入院についてのお話です。


入院、手術をすることになった

入院、手術をすることになったら誰でも不安になります。



それは
◆経験をしたことがないから。
◆予想がつかないから。
ということが原因ではないかと考えています。

いくらかかるかわからない
いつ普通の生活に戻るかわからない

正直不安です。
その不安を埋めるために保険に入ることになります。
いくら必要になるかわからないから金額は多めに。
予想がつかないから、補助は長い方がいい。
確かにそうなのですが、保険は万が一の為に入るもの。

いったいいくらくらい必要になるのか、考えてみました。


1日当たりの入院時の自己負担費用

公益財団法人生命保険文化センターの調査を元に考えてみました。

を見てみました。

自己負担費用の平均は20.8万円


10~20万円未満が30.6%
5~10万円未満が25.7%
20~30万円未満が13.3%


入院1日あたり1万円の保険に入ったら・・・毎月いくら払いますか?
を見ると、

1日あたりの自己負担費用の平均は23,300円

治療費・食事代・差額ベッド代に加え、交通費(見舞いに来る家族の交通費も含む)や衣類、日用品費などを含みます。
今回の友人の入院は3泊4日。

では、手術の平均はいくらくらいでしょうか。
生命保険文化センターには載っていなかったので、聖路加国際病院「がん手術の治療費目安」を見てみました。

女性の病気を例に挙げますが
乳がん
(乳房部分切除術およびセンチネルリンパ節生検)
12約270,000円
子宮がん
(広汎子宮全摘術)
18約400,000円
これくらいの金額が必要なのですが、

高額医療制度を利用すると、70歳以下の場合、
乳がんは、約35,400~254,000円。
子宮がんは約35,400~258,000円。


日本には高額医療制度がある

厚生労働省のサイトを見ると、こんな資料がありました。

年収500万円くらいの会社員(40歳)が、総医療費40万円(病院での支払い約12万円)の治療を受けた場合、上記表の式にあてはめて計算すると自己負担限度額は81,430円となります。
80,100円+(400,000円-267,000円)×1% = 81,430円
高額になったとしたら自今負担額の限度額があります。
1ヵ月の自己負担限度額は約8万円(一般的な収入の会社員の場合)ということだそうです。

ただし、申請を行って返ってくることになるため、先に支払う必要が出てきます。

◆総合医療費が支払うことができるのか(申請後戻ってくる)
◆実際にかかる金額を支払うことができるのか(実際の負担額)

を考えると、毎月支払っている保険は入りすぎていないかどうかを考える必要がありそうです。


先進医療を受けたいのなら

入院に対しての金額を貯蓄で備えられるのなら、保険で必要になってくる部分は、先進医療費なのではないでしょうか。

先進医療とは? どれくらい費用がかかる?

を見ると分かりますが、先進医療の技術料は全額自己負担になります。

この部分は高額医療費制度には使えないので、これが全部自己負担になります。

私が保険で必要なのはこの部分なのかと思いました。

先進医療を受けられるかどうか、その選択を保険で対応したいと考えています。


我が家にとって必要な保険とは

こうやって実際に入院や手術の費用を調べてみると、日額いくら出るか、は多め多めに考えるのではなく、先進医療、一時金が出る方がありがたいのかと思いました。

あとは、働けなくなった時の給与保障があったら更に安心かと思います。

休業補償は入っている健康保険組合をまず調べてみたほうがいいです。

うちでは1年半、月額の平均の3分の2が支給されるようでした。

健康保険組合の保障で足りない部分を民間の保険で補います。


不安のもとはどんなものか、紐解いてみたらこのようになりました。

あくまで私の考えなので、参考までに。


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保険のこと、よく見てみたらほとんど損をする仕組みになっているという場合もあります。
もちろん、助け合いで本当に助かるということもあります。
自分に合ったものは何なのか、人任せは誰の安心が手に入るのか、考えてみないといけないです。
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